野球肘
投稿日:2013.02.01
2月1日になり、いよいよプロ野球はキャンプインです!
私は少年の頃から長年野球をしていましたので、
今の時期はテレビのスポーツニュースで新人プロの練習の様子を
見るのが好きで、ワクワクしています。
今日は野球肘(正式名 上腕骨内側上顆炎)のことを載せます。
野球肘は小学生から中学生の時期、まだ骨や軟骨が成熟していない
成長期に過度の投球練習をしますと、なり易くなります。
肘関節の内側には非常に強い内側側副靭帯があり、繰り返し過度の
投球練習をしますと、この靭帯に負担がかかり過ぎ少しずつ微小断裂を
おこし炎症が生じます。
ひどくなりますと、この部分が石灰化したり、骨が変形したり、靭帯が
切れることもあります。また、骨自体が欠けて肘関節内で浮遊する事も
あります。その欠けた骨は肘関節内のネズミと俗に言われています。
予防法
・肘に違和感が出た時にはアイシングをして下さい。
・靭帯を痛めますと当然肘関節のバランスが悪くなりますので
関節矯正の施術を行いますと、快復が速くなります。
・痛めている時の練習はテーピング、またはサポーターをしっかり
着け非常に軽めな練習にして下さい。
・痛みが軽減してきたら、肘のストレッチを入念にして下さい。
尚、近年は少年野球の指導者もスポーツ医学を理解して、投球制限
したり変化球は禁止しています。
此の事はとても良い事だと思います。将来のある少年達ですからね!!
ではこれにて、お元気で!
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