雪かきと腰痛
投稿日:2014.02.15
先週の週末に関東地方に大雪が降り、また昨日から
雪が降り続いていますね。
この数日、雪かきをして腰を痛めた方が施術を受けに
来られています。
なぜ、雪かきを行うと腰痛が生じるかといいますと、
人間は2本足歩く動物で、4本足で歩く動物より腰に
多くの体重がかかっています。それで中腰をしますと
体重の5倍~6倍位の重さが腰にかかります。
例えば、60㎏の人が中腰をしますと300~360Kg位
の重さが腰にかかるわけで、そのうえスコップと雪の
重さも加わるので、腰には非常に沢山のの重さが
かかる事になります。
腰は腰椎、靭帯、諸腰部筋肉で構成されています。
長い時間、雪かきをしますと腰椎を保護している靭帯、
筋肉(背筋など)が疲労過多し、そして痛める訳です。
又、腰椎、骨盤まで歪を生じることも多いです。
雪かきを行う時は、10分に1回は腰を伸ばし30秒~
1分位休ませて作業をして下さい。
又、作業をする時は腰痛ベルトを着けて行う事を
お薦めします。もし痛めても軽傷で済みます。
腰を強くする為には、腰椎、を保護している背筋、腹筋
の筋肉トレーニングが必要です。
尚、雪かきを行って手首を痛めた人、肘を痛めた人、
肩を痛めた人も施術を受けに来られています。
雪景色は美しいですが、後かたずけが大変ですね。
くれぐれも、気をつけて行って下さい。
今日はこれにて! ではお元気で!
ページのトップに戻る >>