脊椎すべり症
投稿日:2013.09.15
脊椎すべり症は下位腰椎の1個あるいはそれ以上が
前方へすべり出る疾患です。(まれに後方にすべり出る
事もある)背面から見ると局所の棘突起は陥没し、その両面の
背筋が緊張しています。
本症は脊椎分離症を伴う事が多く、分離症を伴わないで
すべり症を起こす事もあります。
出産が難産であった事が原因と言われていますが
正確な原因は不明です。
墜落や直接外力により椎骨の分離を生じ、前方に
外傷性すべり症を起こす事もあります。
症状としては、腰痛(腰椎下部)、仙腸関節部痛、臀部痛、
大腿前面の放散痛、起立、歩行の動きで疼痛が強くなります。
下肢には坐骨神経痛が生じ、せき、くしゃみによって疼痛が
強くなります。
脊椎すべり症は椎間板ヘルニアの症状と同じようで
区別が難しいです。
脊椎すべり症の施術は分離症を伴う場合がありますので
繊細で、高度の技術での施術を必要とされます。
当館では、そのような神経を使う施術を行っております。
脊椎すべり症の腰椎体操、ストレッチは一般の場合より
限定して行う必要がありますので、細かく指導しております。
今日はこれにて、 ではお元気で!
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