戸塚長生館ののほほんBLOG

五十肩

投稿日:2013.06.01

癒着性肩関節包炎が俗に言う五十肩、また肩関節周囲炎と

言われています。

関節包滑膜(かんせつほうかつまく)に慢性炎症が起こり、

ことにその腋窩部(えきかぶ)が癒着して滑膜腔容量が減少し、

肩関節の運動制限が起こります。

 

小さい外傷による組織損傷、関節の老化などが原因で発症します。

発症は40~60才代に特に多く、徐々に発病して肩関節に疼痛と

運動制限が起きます。

痛みは寒冷時、夜間に強く、前腕、手、頸部へ放散します。

 

肩関節の運動はあらゆる方向に制限されるが、上腕が顔面より

前方にある時は外旋が、後方にある時は内旋が制限されます。

すなわち、髪の毛を後ろで束ねる時、エプロンなどの紐を後ろで結ぶ時

困難になります。

肩関節の動きの制限は自動運動のみならず他動的にも制限されます。

 

施術方法としては、運動療法・温熱療法が主ですが、当館では

運動療法に加え関節矯正を取り入れ、関節のバランスを整え

動きを良くし痛みを軽減させる施術を行っています。

また、家庭でも行える運動療法を細かく指導も行っています。

 

五十肩の初期で痛みがあっても、肩関節の動きの範囲が正常であれば

施術を行いますと短期間で良好となる事が多いです。

肩関節拘縮が起き、動きに制限がある場合は長期間の施術が必要に

なる事があります。

 

施術は初期の時期に受けられた方が良いですよ

 

今日はこれにて      お元気で!

 

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