筋性拘縮
投稿日:2019.02.15
筋性拘縮は筋の収縮または伸展性の減少により可動
域が制限されたものを言います。
次のような原因があります
【筋の退行変性による拘縮】
長期間関節が一定肢位で固定された場合、収縮位に
おかれた筋群は退行変性を起こし、筋の伸展性を失
います。
大腿骨骨折で膝関節を伸展位で長期間固定すると
膝の屈曲障害を起こします。これは大腿四頭筋の
伸展性の減少のためです。
ハイヒールを常時はいたり、もしくは下肢短縮で
尖足位で長期間歩行すると、腓腹筋の持続的収縮
のため足関節の尖足位拘縮をきたします。
【筋自体の障害による拘縮】
①筋炎による拘縮:化膿性筋炎は最終的に瘢痕化
して治癒しますが、筋の伸展性は減じて拘縮を生じ
ます。
②阻血性拘縮:血行障害による特有な手の拘縮を
言います。
【フォルクマン拘縮】
小児の上腕骨顆上骨折に最も多く合併しますが、
その他の肘関節の骨折でも起こる事もあります。
当館では関節矯正及びリハビリ的施術を行ない
改善をはかっています。
又、ストレッチも有効で本人でも出来るストレッチを
細かく指導しています。
お悩みの方は一度ご相談下さい。
今日はこれにて! ではお元気で!
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