後縦靭帯骨化症
投稿日:2020.03.01
頚椎は、前屈あるいは後屈する時に第5頚椎を中心
に動くので、そこが一番障害を受けやすいです。
また、上下の頚椎の後縦靭帯が前屈により伸ばされ
て負担が大きくなって来ます。
脊椎骨間には椎間板があり、背骨にかかる圧力に対
して、一つはクッションの役をし、次には脊柱を安
定にするという役をしています。
椎間板は脊柱の中で一番早く老化現象が見られ、そ
の事により椎間が狭くなり靭帯の負担が増えてきま
す。靭帯に石灰化現象を起こし、骨化(石灰化)を
起こして来ます。この現象はアキレス腱の附着部、
踵骨の足底筋付着部にも起きます。
原因としては、外傷も考えられますが、多くは老化
現象によるものです。
石灰化は、上下の椎体に接している後縦靭帯部より
発生して広がり、最後に中央で癒合して骨腫瘤とな
ります。後縦靭帯が石灰化が進むと脊髄を圧迫し、
脊髄麻痺の症状が生じて来ます。
当館では、脊椎矯正の施術を行い症状の改善をはか
っています。尚、重症の場合は病院にて手術が必要
な事もあります。
お悩みの方は一度ご相談下さい。
今日はこれにて! ではお元気で!
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