弾発股(股関節の音)
投稿日:2024.04.15
「時々、股関節に音がします」と言われて施術を受
けに来られる方がいます。
中には弾発股の方もいます。弾発股は独立疾患では
なく、股関節外で起こる弾発現象の事です。
股関節内に原因があって起こる雑音とは区別されて
います。
患者様が股関節を自動的に屈曲、内転あるいは内施
する時に大転子部で雑音を聞いたり、滑脱現象が現
れます。これは、腸脛靭帯が大転子の後方で固着さ
れていない為に前方に滑動する為に起こります。
この靭帯は屈曲すれば弛緩して滑動し弾発します。
起立歩行では緊張するので弾発しません。
弾発は随意型と不随意型があります。
随意型では疼痛がない場合は放置しても問題あり
ません。不随意型は弾発時に疼痛があり、滑液包
炎や周辺組織の肥厚などのため持続する事があり
ます。
神経質な人や疼痛がある人は病院にて腸脛靭帯の
手術を受けられた方が良い場合があります。
当館では、音を軽減する施術を行っています。
お悩みの方は一度ご相談下さい。
当館では、新型コロナウイルスの対策を充に
行っていますので、安心して施術をお受け下
さい。
今日はこれにて! ではお元気で!
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